肌は日々の積み重ねであり、その結果である。と私は思う。
こんばんは
はっぱ、乾燥肌歴ゥン10年
今宵は懺悔しに来ました。
償いとは違うんです、懺悔です。
ただの告白です。書き散らしです。
誰が、興味あんねん!
あぁ、ギブソンさんすみません…。
思えば…
思えば、そう、すべては若さ故の勘違いだったんです。
10代、そう、青い春、そう、高校時代。
女子高生のほぼ全てが持っていた
『あぶらとり紙』
ティッシュ持ってなくてもみんな持ってた勢い。(次点は、資生堂の200円眉ペンシル)
薄い和紙だとか
紙ではない素材とか
パッケージが可愛いとか
メンズ用でよく取れるとか
通っていた高校はメイク禁止で風紀はとても厳しく、色付きリップもダメ。
それでもキレイでいたい乙女心、それを持っていると言う美学、ゆえに普通のリップクリームとあぶらとり紙をポーチに入れてたんだと思います。
中にはイケイケなコギャルが化粧してきて教師とケンカしたり、その場で洗顔させられたり、
ポーチにメイクアイテム沢山入れてて没収されてケンカしたりとあったけど、
そんなバイタリティーの無い はっぱは
あー、◯◯ちゃん、また頑張ってはるわぁ〜
と縁側のお茶飲み婆さんの如くスルーです。
そして昼休みになると皆でいっせいにあぶらとり紙をだして顔の脂取りですよ。
1枚がすぐにテカテカになって2.3枚必要な人もいれば、大判で楽だしエコだという人、これチョー取れるぅ〜なんてテンション上がる人。
なぜか見せ合ってどれだけ取れたか自慢。
そして始まるあぶらとり紙交換会。
いや、正確に言うと
こんなに顔脂の取れるあぶらとり紙を持っている私すごい自慢。
(情報が無かったんです。ベルとかピッチだし)
そして何故か脂の出てる子すごいって風潮。
元気ってことかな?(笑)
で、例にも漏れず私もペタペタと顔に紙を押し当てるんですが、
まー取れない事 取れない事
周りは1枚全面が脂でスケスケになってるのに、私だけ小鼻の際を押さえた跡しか残らない。
頬なんか他の子はペタっと脂でくっつくのに、私は付かずにサラッと落ちて行く。
なんか屈辱。← 紙が悪いと思ったらしい。
そこから友人の口コミや雑誌を見て、よく脂の取れるあぶらとり紙を探しては試しを繰り返したのね。
脂はたっぷり取れるものだと思っていたし。
そしたらだんだんと肌が赤くなり、脂は無いのにニキビができてきて痛くなり、あぶらとり紙を止む無く中止に。
元々ニキビなんて素知らぬ体質だったのでショックだった事は覚えています、すっごく。
そしてあぶらとり紙を使わなくなったら数日で治りましたとさ。
ちゃんちゃん。
じゃなくて
元々が乾燥肌で必要分の皮脂をとりすぎたのと、紙の当たりがかなり刺激になっていたんですよね、所謂 敏感肌。
紙に取れる脂が少ない時点で気が付かないの?
幼児の頃もよく保湿クリーム塗られてたのは思い出さなかったの?
バカなの?あの頃の自分…。(も)
そしてあの頃の流行りは鼻パック。
今もありますよね、貼って剥がすシート。
出始めはチューブで、中身を絞って自分で鼻周りに塗って乾かして剥がすパックがあったんですよね。
小鼻はもちろん鼻下やTゾーンに広げてベリベリ剥がしては取れたブツを眺めてニマニマしていたものです。
そしてたまに、友達数名でお泊まり会とかするじゃないですか。
で、スキンケア用品持ち寄ってあーだこーだ言いながら貸し借りして試してみたり。
美容に興味ある友達はみんな持ってたんですよね、鼻パック。
痛〜いって言いながらベリベリ剥がしてどれだけ取れたか見せ合いっこして。
見せ合いっこ、比較したいお年頃だったんでしょうね、あーだこーだ言いながら。
で、私の取れ高の少ない事 少ない事。
塗り方が悪いのかとこれまた日々研究ですよ。
週1にしとけばいいのに、2日連続とか結果週2.3。
バカかと、アホかと。
剥がした後のケアもまともに知らなかったので化粧水くらいで終了。それもサッパリタイプで乳液はベタつきが嫌いで使わなかった。
そりゃぁ毛穴も開きます。
今でも目立ちます、鼻の毛穴。
あれ、剥がすの激痛なんですよね。角栓以外にも皮膚剥がれてません?みたいな痛さなんです。
鼻下や小鼻が赤いのもこのせいかな、いや、だな。
でも、この鼻パックは頻度は落ち着きながらも20歳少しくらいまでしていたような…。(もちろんシートタイプに移行しましたが。)
自分の肌質に合ったケアをしないといけないと思い知った(!)のは実は正直この最近。
ちゃんと自分のお肌の性質を知ってお手入れの方法を学んだのは、高校3年のデパコスデビューから。
あぶらとり紙事件から1年後の事でした。
今の若い子は情報がスマホで簡単に手に入るので羨ましいなぁ。