メイク懐古録〜はっぱの場合〜
1番メイクを楽しんでいたのは学生の1回生の時だったと思います。
20年程前ですね、華の女子大生でした。痩せてたし。
高校はメイク禁止で部活動の休みもほぼなかったので普段はノーメイク。
もちろん興味はあったので雑誌で情報を得て眉を整えたり、コスメを買っては夜な夜な自主練をしていました。
細眉全盛期。アムラーでもコギャルでもなくても眉は細めがトレンドだったあの頃。
濃くて太い自眉が嫌でむっちゃ抜いて整えてました。
多分アラフォーのほとんどは自眉が細いか眉尻が薄いのではないでしょうか。
抜くと生えてこなくなるんですよね、眉って。足とか脇とかのムダ毛は何度抜いても生えてくるのに。
アイシャドウやアイライナーやマスカラなんかは色んな色がバンバン出てきてCMや雑誌を見てるだけで楽しかった。
リップはベージュ系控えめでアイメイクしっかりが時代。マスカラとビューラーを駆使し上がったまつ毛が一人前なら証、てな勢い。つけまつ毛なんてまだ一般ピーポーに浸透してなかったし。
ただ、一重のアイメイクって情報があまり無いんですよね。だからほぼ独学。夜な夜な自主練はこのためです。今でも血肉となり生きています。好きこそ物の上手なれ。
※生まれ持った不器用さとめんどくさがりでアイプチ方向へは進む事はありませんでした。
そんな不遇な時代(高校時代)を越えて入った大学。
溜め込んでいたメイクへの思いが爆発です。
カラーやラメをふんだんに使ったメイク。
白シャツに黒タイトスカートにピンヒール。
華の女子大生を謳歌です。女子大で。
大手を振って好きなメイクができる幸せ。
イプサ、ピエヌ、インウイ、オーブ、エテュセ、ケイト、メイベリン。大好きでした。
バイトが休みの日は必ずコスメを見に行ってたように思います。今までで1番コスメにお金を使っていたかも。(スキンケア除く)
しかし、そんなメイクが楽しい日々は徐々に終わりを迎えるのです。
週に3.4件のレポート提出と週5.6のバイトで睡眠時間の減少と共に。
睡眠大事。
短大で資格を2つ取るために毎日1限から4限ぎっちり、たまに5限。
その後すぐバイト、帰宅後レポート。
実験や実習のレポートが毎週あるんですね。
当時のインターネットはあまり普及してないから検索しても内容がない。なので空いた時間は大学図書館で調べ物。美味しんぼ、当時の全巻制覇。(おい。)
そんなこんなで2回生の夏にはメイクする時間あれば寝てたいとなり、服装も黒パンツがメイン(バイト先の規約)になり、ファンデと眉毛だけになり、眼鏡でノーアイメイクをごまかし、そのうちすっぴんで通うようになりました。
就職したらこれまたハードワークで睡眠大事発動。ファンデと眉毛、寝坊した日は眼鏡とすっぴんで過ごしていました。
20代だから出来た技。(技?)
30代に入り流石にイカンと思い、ファンデ・眉毛・アイライン・チーク・口紅と顔色良く見えるメイクへ移行。大人ですから。
そして30半ばで眼病を患ってアイメイクをしなくなり眼鏡生活へ。ここぞとばかり、ファンデ・眉毛・チーク・口紅と必要最低に。メイクのコスト削減。(違)
この数年は本当にそれだけしかコスメは買わなかったし持たなかった。
旦那と住むための引越しの際に開封3年のものを捨てたらほとんど残らなかったし。
そして最近、眼病が寛解して久しぶりにコンタクトレンズを手に入れて、眼鏡をとった顔の貧相な事貧相な事。
一重だし、顔のパーツは元々小ぶりだし、タルミきてるし、色の白いので顔色悪く見えるし。
色白は七難隠すってアレ嘘ですよ。
愛用のブラウンの眼鏡は良い仕事をしてくれているとしみじみ感謝。
貧相さを隠すため、この歳になってメイク魂に再び火がついたというわけです。
アイシャドウとアイライナーとマスカラは数年ぶりに買いましたよ。イ◯ンでプチプラ。
最近はメイク情報がたくさんありますね。
調べれば何でも出てくるし、昔のプチプラコスメのイメージ持っているとびっくりするほど。
久しぶりのメイクなのでプチプラで評判良いものから買い集めてメイク道復帰をほくそ笑んでいます。
やっぱり楽しいや、メイクって。