夏が来れば思い出す。ずっと欲しくて買えていないもの。
そして秋になると忘れているので、絶対に生活で必要はないので大丈夫です。
こんばんは、煩悩まみれな はっぱです。
必需品はあくせくして買ってるような気がしますが、嗜好品と言われるものは心を豊かにしてくれますよね。
スキンケア用品は必需品。
出張先に忘れたら慌ててコンビニで買いますから。(顔面の死活問題。)
本日のお題、ずっと欲しくて買えていないもの。
それは、夏帯。
今日はきもの話です。私には嗜好品。
着る期間が短いけど、普段きものに使えてゆかたにも締めれるものが欲しい。
博多帯か麻か羅か。
白やアイボリーか。
そして無地。
コレと言った帯と出会えていないので、ずっと見送っているのです。
(柄や色の帯を買ってしまって予算が無くなってるのは内緒。)
この2年ほどは店舗に見に行けていないので、専らウェブサイト検索です。
いや〜、便利ですね〜。
通勤時や長距離移動中の暇つぶしにももってこい。
有名な呉服屋さんはもちろん、ヤフオクやメルカリやラクマも見てますよ。
きものに関してはリサイクルでもあまり気にしません。
ただ、不要で出品されているので使いやすそうな色柄はあまりないですね。昭和の中頃の嫁入り用と思しき朱やどぎついピンクやオレンジが軒を連ねています。
時代ですね。
それでも今でも使えそうな色柄がたまにあるから見る価値ある思っています。安くて状態がよければ検討しますし。
今まででネットで1番良い買い物をしたと思うのは紫の江戸小紋の袷。
出品者は多分きものに興味がなかったんでしょう。幾何学模様のきもののタイトルで、寸法がcm表記・汚れ箇所と胴裏の写真。価格数千円也。
南天の江戸小紋だったんですが、幾何学模様かなるほどと思いました。確かに見ようによっちゃ見えなくも無い気がする。
迷わずポチりました。サイズなんて着方でなんとでもなるので、即購入。
届いたきものはムッチャクチャ小さく畳まれて封筒に入っていましたが(笑)きもの自体の生地は重めで大変状態がよく、目立つ汚れは衿の筋くらい。証紙はなかったけど、そこそこするよまともに買ったら、といいお品。
洗い張りして衿を入れ替えて仕立ててもらって着ています。
きもの邪魔でいらん!て人と、良いきものは居ねがぁ!な、価値観の違いでお互いWIN-WINで素晴らしい!
ネット以外では、弘法市を見にいくのも好きです。
京都の東寺や、大阪の四天王寺で21日にやってるアレです。
ごく稀に掘り出し物が見つかります。日頃の行いがよければ。←
生地の投げ売りやリサイクルの激安品とかあるので好みがあればお買得。
反物500円〜とか、草履無料とかすごいのも。
まぁ、これも地が赤やピンクやオレンジの古い柄が多いですが、中には使いやすそうな色柄もあり、少し高くはなりますが、私は以前に水色の紬と紺のおとなしい小紋柄があって2本7,000円位で頂きました。
後で洗ってもらってから仕立てて活躍してます。(プラス洗って仕立てて5万くらいかな。)
きものや帯は中古で買ったらまず必ず、洗い張りに出して仕立て直しをしてもらっているんですよ。←これは自分で別に頼んでますよ。
1回全部解いて1枚の生地に戻して、水洗いをしてから改めて仕立て上げてもらう工程です。
手間がかかるので結構高いのですがね、保管期間が長いとどうしても湿気がこもってるし、他人様の使った痕跡はサッパリさせてリニューアルしてから使いたいのです。
高いけどやる価値あり、おススメです。
さて、帯を探す話。
リサイクルでも良い出会いがあるに越したことはないのですが、まぁそう安安とは見つけられませんね。
もちろん新品も見るのですが、最近の絹の価格高騰に伴って年々きものや帯や小物の価格が上がっています。
絹の価格だけでないようですけどね。
竺仙の綿コーマの注染の浴衣生地も数年前からほぼ倍になっていますし、全体的に値上がりしていてこちらも手が出せない。
むしろ欲しいなら早く買っておいた方が良い気しかしない。
価格が下がる事はまずないから。
帯もそう。
早く決めないと手が出せなくなりそう。
そしていつも秋になって、今年もあんまり着なかったな、と思うのですよ。
ちなみに、去年の夏前に仕立てた浴衣と麻帯、結局着てない。
そして冬場に購入を考え直して、初夏になると やはり心を豊かにと探し始めて見つからない。
この数年はこんな堂々巡りをしています。
安い買い物ではないだけに。
だけど、コレ!ってのが見つかれば、鼻先に人参吊られた馬みたいに頑張る気がする(笑)
さて、今年も探すか!